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■はじめに

きっかけは、NHKの番組「ブラタモリ」(全3シリーズ 2009〜2012年)でした。街歩きが趣味のタモリが、江戸・明治時代などの古地図を元に、かつてここに川があった、ここの坂をあがったところに縄文集落があった、等々実際の東京都内他を練り歩く、お店の紹介でも施設の紹介でもない、かといって勉強くさくもない、今までになかった“趣味趣向全快”視点の街歩き番組でした。
その番組では坂・地形好きのタモリさんが自分の趣味を紹介し、坂鑑賞・歴史妄想の楽しみを僕に教えてくれました。
すっかり感化された僕は先ず“坂”に興味を持ち、次いで坂によって見えてくる“地形”やまつわる歴史の妄想の楽しみに開眼してしまいました。川が流れ、大地を削り形作られる地形、山ができ谷ができ、大地に“高低差”ができる。坂の上にも下にも生活があり、 普段なにげなく登っていた坂にも歴史があることを考える(妄想する)のは、なんと楽しいことか。
元々歴史好き、地図好き(地図をおかずにご飯食べれますけど、なにか?)だったので、歴史と地形を併せて考え町がどのように出来上がっていったか妄想するのが楽しくなりました。
実家(横浜市神奈川区菅田町という、横浜とは言えない秘境?地帯)も丘の上にあり必ず坂を上らないと家に帰れなかったため、子どもの頃から坂と馴染み深かったのも関係しているかもしれません。

今僕が住んでいるのは大阪府。普段仕事で通っていた道の気に留めてなかった高低差も、よくよく見れば大変興味深い。想えば大阪や近畿地方は大変古い歴史を持っている。面白くないわけがない。そういう想いで大阪の街歩きをよくしています。

その街歩きの記録を、主に「大阪の坂・階段・高低差」を主眼に置いた絵日記にして残そうと思いこの「あっしーの大阪散歩絵日記 大阪上る下る」を始めました。

極めて趣味趣向の強い日記なので読んで面白いと思われる方が少ないと思いますが(お店の紹介とか一切しないよ、たぶん。坂・階段ばっかり)、また手描き文章ですので読みづらいところも多々あるかと思いますが、気楽に気長に(恐らく気が向いたときに描きアップするので)、お楽しみいただければ幸いです。また事実に反すること、間違いなどを見つけられた場合、ご教授いただけますと大変幸いです。

 



■お散歩日記

その1
上町大地・西端階段コレクション(2013年9月)

その2 失われた川 鯰江川の土手道を行く その1 (2013年9月)
その3 失われた川 鯰江川の土手道を行く その2 (2015年9月)

 
 
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