TOP > DIARY > 第一回渡愛ひとり旅 1998 TOP> 10 KILCAR・CARA'S HOSTEL(第55回〜59回) |
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■ Diary > 第一回渡愛 ひとり旅 1998 | |||
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01
はじめに (第1回) 02 出発→LONDON(第2〜7回) 03 アイルランド上陸(第8〜14回) 04 ダブリンへ(第15〜19回) 05 ATHLONE→GALWAY(第20〜23回) 06 CLIFDEN(第24回〜31回) 07 CLIFDEN2(第32回〜第40回) 08 アイリッシュ・ミュージック(第41回〜48回) |
09
北へ(第49回〜54回) 10 KILCAR・CARA'S HOSTEL(第55回〜59回) 11 海こえて(第60回〜68回) 12 BRAY・イーリアンパイプス(第69回〜72回) 13 CLIFDEN ART FESTIVAL(第73回〜78回) 14 再びBRAY・イーリアンパイプス(第79回〜87回) 15 さらば、アイルランド(第88回〜94回) 16 最終回おわりのことば |
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■第55回 23.August 1998/Donegal■ | |||
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【8月23日 第55回】
しまった!ナターシャナツコさんに起こしてもらったら11時だった!?いそいで朝めしと支度してバス停へ。 ※1 バリナ…BALLINA Co.Mayoメイヨ県北の町。1997・98年のフラー・キョール(※2)はこの町が会場だった。 ※2 ミュージックフェス… |
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■第56回 24.August 1998/Donegal■ | |||
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【8月24日 第56回】
昼からドニゴール・タウンを散策、買い物したり本屋で「FAIRY TALE」って本買ったり。3時ごろBAY沿いのステキな散歩道を歩いてボーッといろいろ考える。ホステル帰ってから外でギターの練習していたら、またもや客が集まってきた。 夜、昨日のパブに行ってみたら、パブのおばちゃんにむりやりギター持たされ、セッションしろ、と言われ、しかたなく伴奏だけでなんとかやり通した。その他バウロンやスプーンもやってみた。しかしいかんせん曲を知らないもんだからセッションとはいかず、お客しらけちゃったみたい。ゴメンネ。 でも閉店まで居座って、オーナーのおばさまにクリスピーとライターもらいました。PM1:00でした。 第57回・8月25日へつづく… |
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■第57回 25.August 1998/Kilcar■ | |||
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【8月25日 第57回】
またもや寝すぎた模様。いそいで支度して10:30のバスに乗ってKILCARキルカーへ。ついたら雨。しかもホステルどこだかゼンゼンわからない。 SPARの人に聞いて雨の中歩く歩く2〜3km。荷物重いわ、雨でずぶぬれだわ…。丘の上にやっと上ったら「ホステル兼B&B」と看板があって、聞いたら「そこに座ってちょっと待ってて」とB&Bのソファーで待たされる。ソファーには他のB&Bの客がずぶぬれの僕を変な目でみてるし(オマエらホステル泊まったことないんだろ!?)、挙句の果てに「ベッドないの。ごめんなさいね。」と。ってザケンナ!って思ってまた雨の中歩く歩く。 ちょっとしたらホステルとい看板があり。丘に登るとちいさな元民家のところから女性が顔を出して 「ここがホステルよ!とってもラブリーなところよ!」 と。ってフツーの家じゃん!その女性から、もう少し上の家にマネージャーがいるから、と教えてもらい上の家に。 そしたらその家にはスッゴイしわと髭のおじさんがいて「入って来い。よく来たな。荷物降ろして、お茶でも飲め。」って普通に家に上がったみたい(実際普通の家だけど)。お茶やスコーンまでもらって、いつ部屋見せてもらえるのかと思っても「まぁまて、もうちょっとゆっくりしていけ。」って。スンゴイなまりで聞き取るにも大変だけど、いや、いままで一番フレンドリーな人だ。 やっと部屋を見せてもらったもらったら、これがまたスゴイ!むか〜し昔の民家にベッド入れただけ。昔の生活そのマンマ。さっきのカップルは僕と入れ替えで今日ここを去るらしいのでオレひとり。雨に打たれて町に行って帰っても俺ひとりなので、やりたいほーだい。突然ロバートと言う若者が入ってきて、暖炉の火をおこしてくれたり、シャワーの掃除してくれたり。つまりホステルの世話人なのね。途中で火を落としちゃったから怒られたけど。 |
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■第58回 26.August 1998/Kilcar 前編■ | |||
【8月26日 第58回 前篇】 晴れたーウレシー!外に出て海の向こうを見れば、なんとベン・ブレベン山の後姿が見えた! |
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CARA'S
HOSTEL カラズ・ホステル全景。左手手前が僕が泊まった4人家、奥が管理人カラさんの家。 右手は8人家。もっと右側にお手伝いロバートの寝泊りするキャンピングカーがおいてある。
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CARA'S HOSTEL カラズ・ホステル内部。小さな窓から入るわずかな光、暖炉の火にあたっていると、数十年前のアイルランドの農家にタイムスリップしたような気持ちになった。上写真は帰国後僕の絵の主要テーマの一つになる。 |
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■第59回 26.August 1998/Kilcar 後編■ | |||
【8月26日 第59回 後篇】 |
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▲CARRICKキャリックの町の教会、セント・コロンバ教会 ▲キャリックからクリフ、シュリーブリーグの崖までの道すがら、キレイでのどかなドニゴールの風景が楽しめる |
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てくてく1〜2時間歩く。ドニゴールのきれいな風景をながめながら。途中畑仕事している人に合うと、「ハイヤ!」と英語で挨拶して、すぐに何語だかわからない言葉で友人とおしゃべりし始める。ここの人たちは「ゲール語」を使っているのかな。 やっとクリフに辿り着く。観光客でいっぱいだ。なんでもヨーロッパの中で一番高い崖なんだとか。なかなかの迫力だ。 |
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ホステルに帰ったけれど他の旅行者はいなくて、今夜もオレひとり。天国状態で利用してビジターブックに漫画まで描いてゆく。 明日はドニゴールにもどる予定。もっとここに長く滞在してもいいんだけど、…ノンビリするのもいいが、体なまりそうで…。カラさん、ロバート、ありがとう!ラブリー・ホステル! 第60回・8月26日へつづく… |
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ASHI
ILLUSTRATIONS -Official Website for Illustrator Atsushi Yamamoto-
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