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第一回渡愛ひとり旅 1998 TOP> 08 アイリッシュ・ミュージック(第41回〜48回)
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01 はじめに (第1回)
02 出発→LONDON(第2〜7回)

03 アイルランド上陸(第8〜14回)
04 ダブリンへ(第15〜19回)
05 ATHLONE→GALWAY(第20〜23回)
06 CLIFDEN(第24回〜31回)
07 CLIFDEN2(第32回〜第40回)
08 アイリッシュ・ミュージック(第41回〜48回)
09 北へ(第49回〜54回)
10 KILCAR・CARA'S HOSTEL(第55回〜59回)

11 海こえて(第60回〜68回)

12 BRAY・イーリアンパイプス(第69回〜72回)
13 CLIFDEN ART FESTIVAL(第73回〜78回)
14 再びBRAY・イーリアンパイプス(第79回〜87回)
15 さらば、アイルランド(第88回〜94回)
16 最終回おわりのことば
 


第41回第42回
第43回第44回第45回第46回第47回第48回

 ■第41回 1・2・3.August 1998/Clifden→Westport
【8月1・2・3日 第41回】
1日は何もなかったが、夜オリビエの彼女、クレアに付き合わされたカンジ。まぁいーや。
2日朝、オリビエが「最後の日だね」と言ってのが妙に心に響いた。そういえば僕は一ヶ月もクリフデンにいたんだなぁ。
その夜オリビエと最後のセッションしたり、オリビエ、クレアと3人でガイズ・バーのタイダル・モーションのライブを見に行ったり、その帰りに大雨にあって3人で雨宿りしながら走って帰ったり…。
3日、11時のバスでウェストポートに向かう。ホステルを出る時、皆と握手した。リチャード、本当にありがとう。ディーターおじさんも色々話ししてくれてありがとう。オリビエには一番感謝しなくちゃいけない。本当にありがとう。9月のクリフデン・アート・フェスティバルの時には彼はもういないらしいから、しばらくおわかれさ。

さてWESTPORT。月曜日だからと思ってたら今日は祭日だったみたい!?銀行開いてない!?両替を色々なところでする。明日は恐らく何もないアキル・アイランド、ここでお金作っておかないとなにもできない!?とりあえず大きく両替したから、これで何とかなるでしょう。
余談だけど、僕ははじめてアイルランドに来た時と比べるとだいぶ英語が上達したと思う。まぁ、それは馴れなんでしょうけど。会話を流暢にペラペラするにはまだまだ…。旅行者の中には仏人、独人、蘭人など各国の人がいるからそれぞれ違う発音。聞き取りにはかなり苦労する。まぁ人と人との会話だから何とかなるんだけど。だけど…。
クリフデンのホステルの人たちには「Thank You!」しか言えなかったのが残念でならない。一ヶ月間掃除手伝っただけでファミリーと思ってくれるなんて、なんかすごくいいなぁ。だから、もっと感謝の言葉を伝えたかった。
でも、しゃべった言葉は少ないけど交わした“心”はすごく多かったんだと思う。ウェストポートのホステルでスーパーバリュ(※)のレジのお姉さんに車越しに会ったんだけど、「わぁこんなところで会うなんて!やっほー!」って日本人の女の子みたいに手ふってたもんな。クリフデンでの一ヶ月は、結局バンド始らなかったけど、そう無駄ではなかったのかな、と思う。
いま僕の旅は、半分きたってカンジ。これからまたどんな事が待っているのか…。久しぶりに(ロンドンの)アンディーに電話したら、仕事で疲れてるみたい。「アイルランド、いいなぁ」と言われてしまった。がんばれ、アンディー!?

両替してからは町をぶらぶら。パブで一杯飲んだら、疲れてたのか7時ぐらいから寝込んでしまった。まぁお金使わなかったからいいけど。ドミトリーで会った、あのドイツ人兄弟はいまごろ飲んでるんだろうなぁ。

第42回・8月4日へつづく…
 

※スーパーバリュ…
 SUPER VALU。クリフデン中心にあったスーパーマーケット。よく買い物にいった。僕がパブで演奏してから色々な人と友達になり、ここのレジのお姉さんともよくしゃべってたもんだ。

 

 ■第42回 4.August 1998/Achil Island

【8月4日 第42回】
2:15までウェストポートでボ〜っとしてから。バスに乗ってACHILL ISLAND(アキル・アイランド)にやってきました。いままでコネマラの風景を見慣れていたはずなのに、わざわざ脇道を迂回するバスの中から島の風景を見てまたビックリ!コネマラよりも何もない!?はてしなく真平ら!
しかもいままでもアイルランドの海はみていたのに全くなかったビーチ(砂浜)があるではないか!その日はいい天気。観光客が多い。泳いでいる人も多少いる。泳ぐには寒い気がするが…。
次の宿泊ホステルがあるKEEL(キール)でバスを降りる。ビーチの目の前。運転手に「ホステルどこ?」って聞いたら目の前だ、と。バス降りても見当たらない。どこだ〜?と見渡してたら、バスの向こう側だった。本当に目の前だ。

リチャードのおかげでブッキングしておいたホステルで受付したら「あなたの他にも日本人が二人いるのよ。ミュージック・スクールに行ってるのよ。」と。その二人は、札幌から潤さんと神戸のナツコさん。サマー・ミュージック・スクールってのは、アイルランドの伝統音楽を教えてくれる、夏の2週間だけの学校だと教えてくれる。二人ともイーリアン・パイプス(※)を習いに来ているそうだ。潤さんは長いことこの楽器を演奏しているらしい。ナツコさんは今年の夏アイルランド中のサマースクールをめぐってパイプの勉強している。
ギタークラスは無いようなので、どうしようかなぁと悩んでみるが、実はイーリアン・パイプスを習ってみたい。実はまえまえから憧れの楽器なのだ。こんなところで出会えるとは…!しかしそんな急にできるのか?
クラスは今日から始まってるそうで、確かビギナークラスに貸す用のパイプがあったのではないかという話しで、とりあえず潤さんとナツコさんがパイプの先生、キアランに明日相談してくれることに。
ということでまた明日。

※イーリアン・パイプス…
Uilleann Pipes。ユニオン・パイプスとか、単にパイプスとか呼ばれることもある。アイルランドのバッグパイプ。右肘のふいご(Bellowsビロー)で左肘のバッグ(袋)に空気をため、8個の穴を持つチャンター(Chanter)でメロディーを奏でる。さらにバッグから突き出たドローン(Drones)3本、レギュレーター(Reglators)3本も鳴らして演奏する。計7本のパイプス(管)からなるバッグパイプ。
日本でも近年演奏者が増えている。日本人のイーリアン・パイプス製作家もいる。


第43回・8月5日へつづく


 

 ■第43回 5.August 1998/Achil Island


【7月12日 第34回】
朝10:00から、2人について行ってパイプの先生を紹介してもらい、イーリアン・パイプのプラクティス・セット(※1)のスペアがあるということなので、それを借りてイーリアン・パイプ・ビギナークラスへ。ちなみに参加料は2週間でIR£40(約8,000円)でした。
ビギナークラスは、昼間は開いていないファーストフード(※2)店内で。オジサン1人、子供3人、カッコイイ先生1人、僕と計6人の小さなクラス。個人レッスンのようなカンジでいいかも。
しかし、このイーリアン・パイプというのがとんでもない代物だった!腰にふいごをベルトでつけて、右肘にもベルトをつけて、次はバッグ、チャンターと…。指の抑え方を教わっていざ音だし…全然音でない!?他の皆は2日目なので音は出せてる…なにこれ、どうやったら音出るの!?指が抑えられてないとか、バッグを押してないとか、なんとかかんとか…皆はD・E・F・G…とスケールを始めているのに…。
なんとか音が出るようになるもキューとかウーとか言って音が持続しない。あの持続する音が特長なのに!両腕、両肘がすごく痛い!スケールを覚えるのもエライ大変で、とくにLOW D(※3)がなかなか出ない。先が思いやられる…。
パブで上級クラスと合流して中休みを経て、もう一回練習して、1日目なんとか終了。その後はホステル帰って練習しましたよ。だって明日みんなについていけないもん!
で、ビギナークラスにいたオジサンはGeorgeといってギタリストらしいことが判明。また、別のホステルにパイプクラスの、主に上級者の人たちが泊まっているホステルにてセッションがあると。潤さん、ナツコさんと、僕はギター持って行く。6〜7人のイーリアン・パイプス、バウロン、ホイッスル、フルートなどなど…こんなにたくさん人集まっての伝統音楽のセッションってはじめて見た。いや〜これが本当のセッションなんだなぁ。
しかし僕は曲を知らないとどうにも参加できないという問題があった。それにもう一つの課題、「モーダル」の音を理解しないと、「コードは間違っていないけど、ちょっとウルサイ」ということを潤さんに教えてもらった。なんだ、モーダルって?リズムができてもだめなのだなぁ。よい経験をたくさんしたが、たくさんの課題が残った夜でした。

※1プラクティス・セット…ドローン、レギュレイターがないパイプ。ビロー+バッグ+チャンターのみ。これでちゃんと弾きこなせないとドローンつけちゃダメ!という先生もいらっしゃるそうです。

※2ファーストフード…マクドナルドでなく、フィッシュ・コブやチキンやコールスローサラダやチップス(フライドポテト)をスタンドで売っている店。アイルランド中どこにでもある。レストランは高いがここは安い。チップスはお店のビネガーをだぶだぶになるまでかけるのがアイリッシュ!?

※3LOW D…コンサートピッチでの話。イーリアン・パイプは8個の穴を全部塞いで、チャンターを持ち上げた状態で一番低い音が出る。8個の穴をちゃんと塞げてないと音が出ない、初級者がはじめにぶつかる難門。


第44回・8月6・7日へつづく…


 

 ■第44回 6・7.August 1998/Achil Island

【8月6・7日 第44回】
イーリアン・パイプは大変な楽器である。レッスンを受けているが、指と肘のふいごを同時にコントロールするというトンデモナイ荒技が必要とされる。まだスケールだけしかできない。ギターとは大違いだ。でも練習終了後は必ず練習をするので、なんとかついてってます。
ところで、日本人パイパーの潤さんとナツコさんはうまい!とくに潤さんはかなり突っ込んでやっているのでスゴイ腕前。そしてパイプスクールの生徒にもう一人、とんでもない人物がいた!

ビギナークラスのじいさま、ジョージはスコットランドの伝統音楽など演奏するギタリストだった。はじめてその演奏を聞いた時はビックリしたもんだ。自分で考案したチューニングで、今まで聴いたことのないキレイな音色・コードを繰り出す。6弦の微妙な組み合わせによる美しすぎる旋律。トラデッショナル音楽は、メロディーがコードであり、コードがメロディーになる。これは大事なことである。ジョージとは(僕が英語が苦手で)あんまりしゃべれないけど、彼の使うチューニングを教えてもらった。
彼はパイパーとの共演を試みていたけど、ずいぶん苦労していた様子。 それほどイーリアン・パイプスはそれだけで完成された、存在感のある楽器なのだ。

アキル・アイランドでの滞在中、みなさんといっしょにたくさんのパブでのセッション、演奏を聴いた。パイプのほかにフィドル、フルート、ホイッスル、バウロンなどの楽器たちが同じメロディを奏でる。全く同じメロディ・ユニゾンでだ。そのパワーがすごいこと!僕はいままでバンドで演奏する時に、同じメロディを演奏することなんて意味ない、と思ってた。違うメロディーでハモるのが一番イイと思っていた。それは大間違いだ。皆で同じメロディーを奏でる、ユニゾンが一番力強いんだ。
ユニゾンのパワーに圧倒されているところに、ブズーキ(※)がコードを与えてあげると、すごいものがもっとすごくドラマチックになる。ブズーキ・プレーヤーの伴奏は見ていて本当に勉強になった。当人にも話し掛けてチューニングも押しえてもらった。あの伴奏を、ギターでもできないのかな…?この間潤さんが言っていた「モーダルの音」というのがカギになりそうだ…。
アキル・アイランドに来て、初めて本物の、アイルランド伝統音楽のセッションを観れた。西部はすごいな。


※ブズーキ…
ギリシャの弦楽器。トルコのサズという楽器から発展していったものらしい。1960年代にアンディー・アーバイン、ジョニー・モイニハンがアイルランドに持ち込み、以後伝統音楽の分野で大人気になる。左図参照。
ギリシャのブズーキは6弦・3コース、胴の裏が丸くなっているが、一般に言われる「アイリッシュ・ブズーキ」は8弦・4コース、ギターのように胴の裏が平らになっている。ネックが短くなると「オクターブ・マンドラ」と呼ばれることもある。10弦・5コースもある。



第45回・8月8〜16日へつづく…


 

 ■第45回 8〜16.August 1998/Achil Island

アキル・アイランド/ミュージックスクールのでの日々を絵日記でどうぞ。





※アキル・アイランドで会った人々…
イーリアン・パイプ・初級クラスの先生、ジョン・バトラー先生(上イラスト・右から2番目)とブズーキ奏者のアラン(上イラスト右端)はダブリンから。ダブリンの有名なパブ・ヒューズの月曜日セッションに来ているそうです(いまもかな?未確認)。
上イラスト・右から3人目は、ドゥーア(キールの隣の集落)のパブでよく見かけたホイッスル奏者。頭髪が特徴的だったので覚えて描いたのだが、この人今年のスコイル・アクラにもいらっしゃったようだ。下記リンクでご確認アレ。(右端の人)
http://www.scoilacla.com/images/gallery/gieltypics/album/slides/sessions4.htm
まだ同じ髪型なのね…。
ちなみに左端でフィドル弾いてるおじ様もいらっしゃいました。アルタンのおふた方もいらしてますね。

その他、イーリアン・パイプス・中級クラスのキアラン先生はアキル・アイランド生まれ・在住。日本でも有名なCD「Music At Matt Molloy's」のジャケットに登場していた。パブの表でセッションしている写真の、左端イーリアン・パイプスを演奏している人。CDを持っている方はご確認アレ。でも音源は入っていない…。写真だけだったのね。
MATT MOLLOY.COMに写真が載っていた。パブの玄関でセッションしている写真の、パイプの男性です。

http://www.tradcentre.com/mattmolloys/photos.html

第46回・8月8〜16日へつづく…

 

 ■第46回 8〜16.August 1998/Achil Islandl■

アキル・アイランド/ミュージックスクールのでの日々を絵日記でどうぞ・その2
楽器編





※スコイル・アクラのコンサートにて…
スコイル・アクラの2週間のうち、5日目ぐらいに各楽器の先生達のコンサート、ゲストのアルタンによるコンサートがあった。この時コンサーティーナという楽器を初めて見た。どこから音が出ているのか、どうやって弾いているのか、とにかくビックリしたのを覚えている。
また各楽器の先生たちは実はすごい有名な人がたくさんいらしていた(当時は誰も知らなかったが)。イーリアン・パイプス・上級者クラスの先生は、1週目がショーン・オグ・ポッツ先生(チーフタンズの創設メンバーのひとり。ナ・ピーバリー・イーリアン元?会長)、2週目がロビー・ハノン先生(アルスター出身の若手有望パイパーの一人)がいらしていた。
フルート・クラスにはポール・マグラッタン(ダブリン生まれ、バンド・ビギニッシュなど)が先生にいたようだ。最上段のイラスト左端。ほっぺたが落ちそうな人だなぁと記憶している!?
各先生方の演奏、もうちょっとちゃんと観ておくべきだった…。

第47回・8月8〜16日へつづく…

 

 ■第47回 8〜16.August 1998/Achil Islandl■

アキル・アイランド/ミュージックスクールのでの日々を絵日記でどうぞ・その3
人物編










第48回・8月8〜16日へつづく…

 

 ■第48回 8〜16.August 1998/Achil Islandl■

【8月8〜16日 第48回】
スコイル・アクラでの二週間は、本当にたくさんたくさんのことを吸収した、音楽漬けの二週間だった。得るものがありすぎるほどあった。各国・各地から集まってくる音楽愛好者達、いままで見たことも聞いたこともない楽器に触れ、様々な人々との交流があり、セッションの熱い空気に触れて…。アイルランドに来て3ヶ月、ここにきて初めてアイルランドの人と音楽に触れたような気がする。ケルトのウズマキ模様は、人々の生活にも、空の雲にもみることができるのだ。
ビギナークラスのジョニー.B先生、生徒たち、ジョージ、デイビット、バウロンを教えてくれたハウカ、DADGADチューニングを教えてくれたサイモン、すばらしい演奏を見せてくれた人たち、この機会をくれたリチャード、そしてなによりも潤さんとナターシャ・ナツコさんには一番感謝しなければいけない。楽しすぎる二週間でした。
ところでイーリアン・パイプス奏者って意外と多いのだな、ということに気づいた。スコットランド、イングランドはもちろん、ヨーロッパ諸国、日本にも結構いるということがわかった。
アキル・アイランドの風景は美しく、荒涼としていた。大きく広がる雲、波立つ海、丘に登れば木のないどこまでも広がる景色。その中で聞こえるイーリアン・パイプスの音。とてつもなく永遠にイメージが広がる。いまだ日本とアイルランドとの具体的な接点は見えてないけど、少しづつ、イメージの接点が見えてきたような気がする。
潤さんの言っていた、パブでのセッションと関西商人的横社会の話しはとても納得いくものだった。

そして潤さんが言ってくれた「アキルで一番収穫があったのは、君じゃない?」
まったくそのとおりだ。パイプをやり始めた、バウロンやギターテクニックも教えてもらった、アイルランドの伝統音楽を通して様々な人との交流ができた。こんなスゴイ経験もそうない。“楽しむ”ことがやっとできるようになったのかな。

日曜日、デイビットの車で潤さんはダブリンに向かった。僕は明日の朝スライゴー(※)に向けて出発する。ナツコさんはもう一泊するらしい。一人一人スコイル・アクラの生徒が去ってゆくのは少々寂しい。みんなにとっても楽しかったお祭りだったのかな。僕は明日からまた一人旅が始まる。今度はどんな出会いが待っているのやら…。僕の課題は、もっと人としゃべるようにすること。帰国する頃にどれだけの収穫を持って帰れるか。どれだけ僕は変わっているのか。潤さんが言ったように、自分ではわからないかもしれないけど、一つ一つの経験を自信にかえてゆくようにしたい。

※スライゴー…Sligo北西部の街。文学・芸術で有名な街。

第49回・8月17日へつづく…


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